“愛美之心、人皆有之。”(美しくありたいという気持ちはみんな持っている)。 特に女性の美への憧れは切実なものがあり、古代から“窈窕淑女・君子好逑”(おくゆかしく上品な淑女は君子のよい配偶者)という説があります。歴代の医学文献の中には容色を衰えないようにする理論と方法についての記載が数多くあります。たとえば針灸、按摩、気功、内服と外用の薬物など多種多様です。皮膚・五官の保健美容にはじまり気品気質の修養に至るまで足を踏み込んでいないところはありません。これらの内容は古代の人たちの美に対する憧れと追求を十分に反映しおり、文明と智恵の光彩を輝かせています。今日、人民の生活が平均的に高くなってくるにしたがって、自分の容貌を美しくしたいという要求は日々強くなっています。少女たちはみんな自分の容貌が花のように玉のようになることを希望し、婦人たちはみな自分の風趣の存続と往年の美貌の不滅を切望し、たとえ閉経期を過ぎた高齢の婦人でも自分の顔貌が青春期のままであることを希望します。ただどうすれば自分の容貌、容姿の衰えを遅らせることができるのでしょうか? 簡単な推拿の方法が、あなたに一つの有効な保健の方法を提供しますが、ここでは顔面部と腰部とに分けて紹介します。 |
(1)症状表現 ①顔面の皮膚がたるんできた。 ②しわが多くなった。 ③顔つきが年寄りくさくなった。 ④疲れやすく気力がない。 ⑤皮膚が滑らかさを失った。 (2)推拿の手法 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
(1)症状表現 ①腰部に脂肪がついて、皮膚がたるんでいる。 ②腰がだるく脹ったように痛む。 ③腰の屈伸やひねりが制限されている。 ④身体がおもくて気力がない(身困疲乏)。 ⑤腰に力が入らない。 (2)推拿の手法 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |