産後の身痛と産後の腰痛を引き起こす原因はだいたい同じです。多くは血をなくし体液を損傷した(亡血傷津)、正気が非常に弱っている、筋肉や関節が栄養を失っている、或いは弱っているところに外邪が侵入して経絡や関節を塞いで、気血の運行を阻害して、停滞させて痛みをもたらす、ということです。 即ち、身体がもともと丈夫な人でも、分娩時には血を大量に流失しますし、加えて産後は関節は空虚になっているし、皮膚のしまりは粗くなっているし、汗は大量に出ています、或いは産後の節制がよくないと、弱っている上にさらに弱ってきます、このように抵抗力がないのに乗じて外邪が侵入してくれば、すべて産後の身痛を引き起こすことになります。推拿による産後の身痛の治療は、主に補助治療で、筋肉や骨を強くし、正気を補います。 |
(1)症状表現 ①全身の関節が痛む。 ②手足が痛だるく苦しい、しびれる。 ③頭がくらくらして動悸。 ④舌色は淡紅、舌苔は少。 ⑤脉は細無力。 (2)推拿の手法 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
(1)症状表現 ①全身の関節が痛む。 ②屈伸しにくい。 ③痛む場所が定まらない。 ④からだがむくむ。 ⑤しびれて重たい。 ⑥歩きにくい。 ⑦舌色は淡、舌苔は薄白。 ⑧脉は細緩。 (2)推拿の手法 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |