![]() 術者は患肢の前腕の遠位端の橈側面と尺側面を両手を合せて按えて、錐を揉むように往復させて前腕を回旋させます。20〜30回反復します。適応は肘関節軟組織の筋肉疲労及び軽い程度の機能障害がある病症です。 |
![]() 術者は患者の前方に立ち、左手で患者の左肩支え、右手の中環指を患者の左手の相応する手指に引っかけて、先ず肘関節を屈曲させ、その後肘腕関節を軽快に内旋させながら肘関節をまっすぐに伸ばしていきます。5〜10回繰り返します。もし右肘に操作するのならば、体位は反対で、方法は同じです。この法は気血を調えて、肘腕関節の機能を改善する作用があります。胸脇の痛み、胸悶(胸のつかえ)及び肘腕関節の慢性的な筋肉疲労の治療に用いることができます。 |
![]() 術者は一方の手で上腕の遠位端を握って固定し、別の手で手首を握って、前腕を時計の順逆方向に各々10〜15回回転させます。この法は肘関節の屈伸と回旋の連合動作となります。肘関節の機能を改善する作用があります。 |
![]() 術者は一方の手で上腕の遠位端を握って固定し、別の手で手首を握って肘関節を10〜20回屈曲します。これは肘を屈する法で、肘関節の屈曲機能を改善できます。 ![]() |
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![]() 捻、鳴、牽の三法は常に相互に配合して、一種の複合的な手法をなします。たとえば指のつけ根から指端にかけて、捻法と牽指法を交替に施して、最後に?法を指端にして仕上げます。この三種の手法を配合して応用すると、気血を調えて(理気活血)、腫れをとって鎮痛する(消腫止痛)作用があります。手指のしびれ、腫脹、硬直不随及び捻挫、腱鞘炎などに常用します。 |