元気をつけるマッサージ


胃腸を健やかにする
肺や気管を丈夫にする
先天的または病後で身体が弱い
腸を元気にする
下腹を温める
虚弱体質に
先天的に弱くよく冷える
消化促進
小児の保健手法
胃を調えて食欲増進
冷えからくる下痢
尿の出が悪い
手足が冷えて顔色が悪い
寝汗、汗が止まらない
泌尿系統の疾患



胃腸を健やかにする
補脾経
 母指の指腹の輪状に揉む、あるいは屈曲した母指の外側の指掌面を手根方向に向かって軽く擦る。


肺や気管を丈夫にする
 補肺経
 環指の指腹を輪状に揉む。


先天的または病後で身体が弱い
 補腎経
 小指の指腹を指先の方へ軽くこする。


腸を元気にする
 補大腸
 示指の母指側の縁を、指尖から股の間まで軽く擦る。


下腹を温める
 補小腸
 小指の外側の縁を、指尖から指根に向かって軽く擦る。
 水様便、夜尿などに。


虚弱体質に
 揉二馬
 手背で第四、五中手指節関節の間で後陥中を指の先端で捏ねるように100〜500回揉む。


先天的に弱くよく冷える
腹痛下利、夜尿、脱肛、尿貯留などに
@揉丹田
 下腹部、臍(へそ)の下の方を手根で50〜100回揉み、輪状に軽く5分間こする。











A 補腎経
 小指の指腹を指先の方へ軽くこする。















B 推三関
 前腕の母指側の縁、手首と肘の間を指腹で、手首から肘に向かって軽く100〜300回擦る。














C揉外労宮
 手背中央で、第三、四中手骨の間を指の先端で捏ねるように100〜300回揉む。


消化促進
 摩神闕
 へそを中心にお腹を四指の指腹であるいは手掌全体で時計回りに軽く5分間擦る。


小児の保健手法
@摩神闕
  へそを中心にお腹を四指の指腹であるいは手掌全体で時計回りに軽く5分間擦る。







A 捏脊
 脊柱の両傍を上から下へと、摘み上げながら移動する。3〜5遍。その前に1〜2分間あん摩して、筋肉を緩めておく。

















B按揉足三里
 いわゆる足三里を指腹で30〜50回、揉む。


胃を調えて食欲増進
@揉中カン
 上腹部の真ん中(へそと剣状突起の中間)を 指端あるいは掌根で100〜300回揉む。









Aコウ揉足三里
 いわゆる足三里を指腹で30〜50回、揉む。













B補脾経
 母指の指腹の輪状に揉む、あるいは屈曲した母指の外側の指掌面を手根方向に向かって軽く擦る。


冷えからくる下痢
@按揉足三里
 いわゆる足三里を指腹で30〜50回、揉む。













A上推七節骨
 第四腰椎から仙骨と尾骨の連結部の棘突起を結ぶ線上を母指の指腹の橈側面あるいは示指・中指の指腹で、下から上へと推す。各100〜300回。








B補大腸
  示指の橈側縁を、指尖から股の間までを軽く擦る。各100〜300回。


尿の出が悪い
@揉丹田
 下腹部を手根で50〜100回揉む、輪状に軽く5分間擦る。
 夜尿と同時に、尿貯留(尿の出が悪い)にも効果があります。










A推箕門
 大腿前内側で、膝のお皿から鼡径溝の間を、示指・中指の指腹で、直線的に軽く擦る。100〜300回。
 穏やかな利尿作用があります。
B清小腸
 小指の外側縁を、指根から指尖に向けて真っすぐ軽擦します。夜尿、尿閉(小便不通)に効きます。
 〔臨床応用〕 清小腸は清利下焦湿熱(下腹にこもった熱を取る)、泌清別濁(大小便を分離する)効能があります。もし心経の熱が小腸に移った場合は、本法に清河水を配合すれば清熱利尿(熱をさまして利尿する)作用を増強できます。もし下焦虚寒(下腹の冷え)に属して、多尿(小便が多い)、遺尿(夜尿)であれば補小腸が宜しい。


手足が冷えて顔色が悪い
食欲もなく、よく吐いたり下したりする
@推三関
 前腕の親指側を、母指あるいは示指・中指の指腹で、手首から肘に向かって100〜300回軽く擦ります。














A補脾経
 母指の指腹の輪状に揉む、あるいは屈曲した母指の外側の指掌面を手根方向に向かって軽く擦る。

























B補腎経
 小指の指腹を指先の方へ軽くこする。















C揉丹田
 下腹部、臍(へそ)の下の方を手根で50〜100回揉み、輪状に軽く5分間こする。











D捏脊
 脊柱の両傍を上から下へと、摘み上げながら移動する。3〜5遍。その前に1〜2分間あん摩して、筋肉を緩めておく。

















E摩腹
 
前腹壁を、四指の指腹あるいは手掌全体で時計回りに輪状に軽く擦ります。5分間。
 胃腸を健やかにし、消化を促しますから、小児の保健手法とします。


寝汗、汗が止まらない
 揉腎頂
 小指の先端を、中指あるいは母指端で按え揉む、100ー500回。
 元気を集め、汗腺を閉めて汗を止める効能がありますから、自汗(いつも汗がでる)、盗汗(寝汗)あるいは大汗が滴り落ちて止まらないなどの症に均しく一定の治療効果があります。


泌尿系統の疾患
 @按揉三陰交
 内くるぶしところから、赤ちゃんの指先4本分ぐらい上ったところを、母指あるいは中指の先端で圧え揉みます。100〜200回。
 血液循環をよくし、下腹部の臓器の疏通を改善しますから、夜尿、小便がでにくい、消化不良に有効です。







A揉丹田
 下腹部、臍(へそ)の下の方を手根で50〜100回揉み、輪状に軽く5分間こする。











A推箕門
 大腿前内側で、膝のお皿から鼡径溝の間を、示指・中指の指腹で、直線的に軽く擦る。100〜300回。
 穏やかな利尿作用があります。


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