二日酔い
   



 二日酔いの朝はつらいものがあります。原因は、体の水分が欠乏したことにあるのですから、濃いお茶か水を取り、さらにツボを押してみましょう。


@しん会(しんえ)
 “しん”は大泉門のことを指します。こどものころのおどりこの名残りです。
 手首の内側を眉間の下のくぼみに当て、指先を頭の上のほうに向けるとき、中指の先があたる付近から2、3センチ後ろに、ちょっとした凹みが感じられるところがあります。
 その凹みを円を描くように指先で押え揉みします。

梔穴の位置を示した図です
 ムカムカや頭痛が楽になります。また、しん会というツボは立ちくらみなどにも効果があります。



A内関(ないかん)
 内側にある関所ということです。手首の内側の横しわから指の幅2本分ぐらい肘の方に上がったところで、真中のスジ状の筋肉のあいだにあります。
 ジワーッと押えるか、2本の筋(スジ)に沿って上・下に押え揉みしましょう。
 このツボは胸やおなかの調子を整えてくれます。



B中かん(ちゅうかん)
中Fの位置を示す図です  “かん”は、胃のことです。
 みぞおちと臍の中間の高さにあります。

 片手の手のひらを当てて小さく円を描くようにさすります。温かみを感じるまでさすります。
 胃の気持ち悪さを楽にします。
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