生理不順、安産の灸
   


 足は冷たいのに顔がほてったり、肩が凝ったり、めまいがしたり、腰がだるかったり、イライラしたり、とくに体のどこが悪いということはないのにいろいろな症状が出ます。生理の1週間ぐらい前からツボを押すと効果的です。


@ 三陰交(さんいんこう)
 三つの陰が交わると書きます。
 東洋医学では12本のスジ(経絡)(けいらく)が全身を巡っているととらえますが、そのうちの足からお腹と胸をめぐってのどの方へ行っている足の3本の陰経(いんけい)が交わる所が三陰交です。

 内くるぶしの頂上から指の幅4本分ぐらい上に上がった所で、骨(脛骨)と筋肉の境目です。

 骨に向って押さえるとよく応えます。



A 大巨(だいこ、たいこ)
大巨穴の位置を示す図です 大きいという字と巨人の巨という字を書きます。
 お腹の一番高いところにあるので大巨(だいこ、たいこ)と名づけられました。

 へその下縁から指の幅2本分下で、中心線から左右に指の幅3本分はなれたところです。



B 中極(ちゅうきょく)
 中はまんなか、極(きょく)はきわ(際)、 全身のほぼ真中にあるけれども、その下の際に近いところにあるツボです。
 ツボの深いところには膀胱があります。

 恥骨の真中から指の幅2本分上がったところです。

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