消化を促して止嘔

分推腹陰陽 　両母指で剣状突起の下から肋骨弓の下縁にそって左右に軽く100〜200回擦る。あるいは肋骨弓の下縁から上腹部の両側を臍（へそ）部まで軽擦5〜10遍。 　消化を促して、嘔吐を止めます。夜なきにも有効。

神経性嘔吐

�@推天柱骨 ：降逆止嘔、神経性嘔吐。 　　　嘔吐⇒多く横紋推向板門、揉中カンと共用。 後の髪の生え際の中央からうなじの付けまでを、母指あるいは示指・中指で、上から下へと直っすぐに、軽く100〜500回擦ります。 　�A横紋推向板門 　母指球を、手首横紋から母指の付け根に向かって軽く擦ります。 　�B揉中カン 　上腹部の中央を指端あるいは掌根で揉みます。示指・中指で喉の下から直っすぐ胃のところまで軽く擦ってもいいです。100〜300回。

咳と嘔吐

�@逆運内八卦 　八卦穴は掌心を中心とする円周上にあり、母指側は東、小指側は西、指根は南、掌根は北。乾（西北）、坎（北）、艮（東北）、震（東）、巽（東南）、離（南）、坤（西南）、兌（西）、それぞれ八方位を代表します。 　兌卦から開始して坤卦の方向に向けて卦位の順序に圧迫しながら旋回して運行するものを、逆運八卦とします。30〜50回。 　喘息、胸苦しくて食べられない、お腹が脹って嘔吐するなどの症状を治療します。 　�A横紋推向板門 　母指球を、手首横紋から母指の付け根に向かって軽く擦ります。 　嘔吐を止めます。 　�B揉中カン 　上腹部の中央を指端あるいは掌根で揉みます。示指・中指で喉の下から直っすぐ胃のところまで軽く擦ってもいいです。100〜300回。 　胃腸を健やかにし、消化を促進する効能があります。

消化・止嘔

横紋推向板門 　母指球を、手首横紋から母指の付け根に向かって軽く擦ります。 　消化を促して、嘔吐を止めます。

つかえをとって止嘔

搓摩脇肋 　腋下の両脇からへその両傍にいたるところを、両手で擦ります。50〜100回。 　お腹のつかえを楽にして止嘔します。

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