まひ、けいれん類のマッサージ


ひきつけ・けいれん・利尿
下肢のけいれん・まひⅠ
下肢のけいれんまひⅡ
ひきつけ、下肢のけいれん
下肢のけいれん
下肢のけいれん、消化系の疾病
上肢のけいれん、お腹のつかえ感
上肢のけいれん、感冒、歯痛
てんかん、顔面麻痺
ひきつけ、吐き下し


ひきつけ・けいれん・利尿
 掐(コウ)承漿
 位置:下唇の正中の陥凹部。
 手技:爪でつく。


下肢のけいれん・まひⅠ
 拿百虫
 〔位置〕 膝蓋骨の内上縁2.5寸。
 〔手法〕 母指で圧迫して揉む、30~50回。把握して揉む、3~5回。ひきつけに用いるときには、強めに行う。












 拿委中 
 〔位置〕
 膝を屈して、膝窩横紋の中点、両筋の陥凹部。
 〔手法〕 示指・中指の先端で緩やかな力をもって、そこの筋肉と腱を持ち上げるように把握して揉む、またゆびを曲げて弾く、3~5回。













按揉足三里
 〔位置〕 外膝眼の下3寸、脛骨の外側縁。
 〔手法〕 母指の指腹で圧迫揉み、30~50回。



下肢のけいれん・まひⅡ
按膝眼
 〔位置〕 膝を90°に屈して、内外膝眼(膝蓋骨下縁の両側)。
 〔手法〕 両手の母指あるいは母指・示指で圧迫して揉む30~50回、爪でつく、3~5回。


ひきつけ、下肢のけいれん
 拿委中 
 〔位置〕
 膝を屈して、膝窩横紋の中点、両筋の陥凹部。
 〔手法〕 示指・中指の先端で緩やかな力をもって、そこの筋肉と腱を持ち上げるように把握して揉む、またゆびを曲げて弾く、3~5回。

下肢のけいれん
 掐(コウ)揉前承山
 〔位置〕 膝下8寸、脛骨外傍で後ろの承山と相い対する部位。
 〔手法〕 母指あるいは中指の爪でついたり(5回)、揉んだり(30回)。




















 拿委中 
 〔位置〕
 膝を屈して、膝窩横紋の中点、両筋の陥凹部。
 〔手法〕 示指・中指の先端で緩やかな力をもって、そこの筋肉と腱を持ち上げるように把握して揉む、またゆびを曲げて弾く、3~5回。













 拿百虫
 〔位置〕 膝蓋骨の内上縁2.5寸。
 〔手法〕 母指で圧迫して揉む、30~50回。把握して揉む、3~5回。ひきつけに用いるときには、強めに行う。












 掐(コウ)解渓
 〔位置〕
 足関節の前横紋の中点、両筋の間の陥凹部。
 〔手法〕 母指でゆび針3~5回、指頭で揉むこと50~100回。



下肢のけいれん・まひ,消化系疾病
拿後承山
 〔位置〕 腓腹筋の筋肉が腱に移行する境目で、足を背屈した時に現れる『人字』の陥凹部。
 〔手法〕 示指と中指あるいは母指でツボを把握して揉む、5回。母指の指腹で上に向けてあるいは下に向けて真っすぐに軽擦、100~300回。









 拿委中 
 〔位置〕
 膝を屈して、膝窩横紋の中点、両筋の陥凹部。
 〔手法〕 示指・中指の先端で緩やかな力をもって、そこの筋肉と腱を持ち上げるように把握して揉む、またゆびを曲げて弾く、3~5回。


上肢のけいれん、お腹のつかえ感

 〔位置〕 肘を屈して肘窩横紋の尺側端と上腕骨内側上顆の間陥凹部、少海穴に相当します。
 〔手法〕 片手の母指でツボをおさえ、別の手で患児の手首を握り肘関節を揺り動かします5~10回。母指により30~50回揉む、3~5回爪でつく。









 按曲池 
 〔部位〕
 曲池穴。肘を曲げ、肘窩横紋の外端の陥凹部。
 〔操作方法〕 一方の手で肘部を握り、母指で曲池穴を固定して動かないようにして、別の手で患肢の手首を握って前腕を連続して10~20回屈伸します。


上肢けいれん、感冒、歯痛
拿合谷
部位:手背の第1、第2中手骨の間で、第2中手骨橈側縁の中点。
手技:つまみ揉みします。


てんかん、顔面麻痺
 揉牙関
 〔位置〕 下顎角の前上方1横指、カをいれて歯を咬み合わせたとき、咬筋の隆起するところ。
 〔手法〕 中指あるいは母指で揉んだり(30回)、圧迫したり(5~10回)。
 〔主治〕 牙関緊閉(癲癇などで歯をぎゅっとかみ合わせる)には圧迫法が宜しい、口眼歪斜(顔面神経麻痺で顔がゆがむ)には揉捏法が宜しい。


ひきつけ、吐き下し
 掐(コウ)揉解渓
 〔位置〕
 足関節の前横紋の中点、両筋の間の陥凹部。
 〔手法〕 母指でゆび針3~5回、指頭で揉むこと50~100回。

HOME BACK MAIL